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アニメ界、プラモ業界の二の舞になるか?

ゴールデン撤退続くアニメ番組 深夜で増殖“大人向け”

 子供のテレビアニメ離れが加速している。視聴率は年々下降し、かつて多くの人気番組が登場したゴールデンタイム(午後7−10時)からは「まんが日本昔ばなし」などアニメ番組の撤退が続く。一方、深夜時間帯では大人向けに多様なジャンルのアニメが競合し、複雑に変化している。(後略)

元記事:ZAKZAK


 最近、夜中に仕事をしているときにちょいとTVをつけてみると、どこぞの局でアニメを放映していることが多くなりましたね。
 それに比例してか、確かにゴールデンタイムでのアニメ放映が少なくなってきているなぁと感じます。
 今、友人宅のヴィデオデッキが予約録画ができないとかで、微妙に遊んでいる我が家のデッキで予約録画していたりするんですが、つい最近予約リストを覗いてみると、「え?これだけ?」ってびっくりするくらい作品が少ない。
 …もちろん、友人が観るものだけを録っているだけで、すべてのアニメや特撮を録っているわけではないので、少なくても当たり前と言えば当たり前なんですけどね。
 それでも番組改変からこっち、録画数が減ったのは確かなようですよ。

 …でまぁ、夜中のアニメは何をやっているんだろうと思って、とりあえずTVをつけっぱなしにしてみるんですが、コレが概してあまり面白くない。
 手を止めてまで観ようか、と思わせてくれるものが本当に少ないです。…ま、萌え系はあまり好きではないんで、そのせいかと思われますが。


 アニメが深夜枠に移ってしまうことに対する危惧するわけは、プラモデル業界が10数年前頃から商品展開を子供から大人へシフトしたために、今では子供がプラモを作って遊ぶという光景をほとんど見なくなってしまったのと同じ現象が、10年後のアニメ界にも起きうるかもしれない…と思うからです。
つまり、子供にタネをまいておかないと先細りするんですよ、こういう子供に支えられた業界は。

 実際、自分たちが子供の頃、ガンプラ・ブームというものがありまして、今自分たち年代に『MG(マスターグレード)』が売れているのは、昔のガンプラ世代が、当時のストレスを今ぶつけているからなんですね。(当時のガンプラは、プロポーション等があまり良くなく、パーツの合いも良くなく、手を加えないと納得がいくものができないシロモノだったので、結果的に自分たちは工作技術を身につけることができた)今出ている新金型のプラモは本当にプロポーションがいいですからねぇ。…作ってて面白味はないですけど。

 10数年前、接着剤もいらず、色も塗らなくていい上に、プロポーション抜群で、お高い、大人ユーザー向けのガンプラが出始めたんですが、結果、今『作れる人』が激減して、プラモ業界はナカナカ笑えない状態に陥ってますからね。
 ちょっとパーツが合わなかったらそこでお手上げ…って人多いです(涙)

 結局、ガンプラは作れてもハセガワの飛行機やタミヤの戦車は作れないとか、それ以前に作らないとか、そういうプラモユーザーが増えたなぁと、つくづく思います。…売り場に塗料が置いてなかったりしますもんね。

 新しいユーザーを獲得するために、工作の敷居を下げたら、その10年後に「当時子供だった今の主力ユーザーが工作できない=プラモが売れない」という現象が起こっているんだろうと思いますが、アニメも今の状態をなんとか打開しないと、10年後どころか5年後には本当にTVアニメが廃れてしまうんじゃないかと思いますよ。



 実際に、今のアニメ大人(自分たち世代)って、子供の頃にTVアニメや特撮漬けになって育った世代なんですよ。だから、TVアニメを観ることに対して全く抵抗感も違和感も持っていない。その上ゴールデンタイムあたりで放映されても録画とかしないと観られないし。…で、だったら深夜枠の方がゴールデンタイムに比べて表現方法などに気を遣わなくていいぶん製作も楽だとか、作品選びも楽だとかあるんでしょうが、そういう楽な方向に楽な方向に業界を甘やかしていると、10年後には深夜枠でさえアニメを観ない…という世代が主流になってくる。

 そうなった場合アニメ業界はどうなるんだろうか?…と老婆心ながらに心配しますねぇ。

 ま、売れないと先に進めないのが資本主義なので、理想論ばかり言ってても解決にはならないと思いますがね。

 アニメの視聴率が概ね下がっている背景として、「少子化」や「家庭用ゲーム機の普及」などを挙げてますが、はっきり言うと「作品が面白くないから」でしょ?…と切り捨てますよ、ワタシは。
 面白かったら、録画してでも観ますもん。

 上にも書いてますけど、深夜枠で面白いと思えるアニメって、自分は皆無ですからね。このままダラダラと深夜枠にアニメが移行しても、緩やかな死に向かって行っているだけなのかもしれませんよ。

 まずはそのあたりから、考え直してみる必要があるんじゃないですかね?アニメ業界は。
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