ボンバルディア機、前脚出ず胴体着陸
Tue 13 Mar 2007 17:29
前輪下りず、胴体着陸=60人乗り全日空機、けが人なし−高知空港
3月13日12時0分配信 時事通信
13日午前8時50分ごろ、乗客乗員60人が乗った大阪(伊丹)発高知行き全日空1603便(ボンバルディアDHC8−Q400型機)が高知空港に着陸する直前、前輪が下りないトラブルが発生した。同機は2時間近く空港上空を旋回した後、午前10時54分に前輪が出ないまま、機首を下げ主脚だけで胴体着陸した。滑走路と機首がこすれ火花が出たが爆発せず、けが人はなかった。(後略)
元記事:Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20070313-00000070-jij-soci
朝も早くから飛行機トラブルのニュースです。
この飛行機に乗っていた多くの人は、関西方面から高知方面への出張の人だと思われます。
2時間近くを空港上空で旋回し、マニュアル操作や「タッチ・アンド・ゴー」などで前脚を出すことを試みたのちに胴体着陸を敢行、火花を散らしながらも無事着陸でき、乗員乗客共にけが人も出なかったということです。
この胴体着陸について、大手航空会社の現役機長さんが『理想的』と評価されていまして(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070313-00000061-mai-soci)、全日空(ANA)の操縦技術力の高さを証明しました。
『前輪が出ない場合の手順としては、
(1)着陸時の火事を招かないために出来るだけ燃料を減らす。
(2)客室乗務員(CA)が着陸前に乗客を落ち着かせ、
心構えを説明。
(3)着陸する時はできるだけ主脚をハードランディング
(強い衝撃を伴う着陸)させ、速度を落とす。
(4)主脚接地後は、機首を落とさずに水平飛行。
(5)機首を地面に落とす』等
…だそうで、静かに降りるんじゃなくて、わざと衝撃を起こすことで速度を落とすんですね。
へー、知らなかった。できるだけ静かに降りるのが理想だと思ってたよ。
TVの乗客へのインタビューでは、機長の『燃料があと10分ないので胴体着陸をします』というアナウンスがあったことからも(1)が実行されていたことがわかりますし、その後も『いつも訓練をしているので大丈夫です』というアナウンスもあったそうで、たぶん(2)も実行されていたことがしっかりうかがえますね。
そのほか(3)〜(5)の技術的な面も充分発揮されているのがニュース映像からもわかります。
…近く動画配信サイトに投稿されるでしょうから、そうなったらどこからか持ってきて貼りましょうかね。
さてこのボンバルディア機については、過去3年間で車輪系統のトラブルが実に40数件起きている(産経新聞では平成17年に44件…ということだけど、どっちが真実だ?)ということで、とある関係者は「根本的な設計ミスがあるのではないか?」とおっしゃっておられました(TVで)
友人の( ・ω・)ノちゃんは『ボンバルディア機だったら乗らない』とよく言ってますし、さらに別の友人・神(Jing)は名古屋へ行くときボンバルディア機でなにやらトラブルに巻き込まれてましたっけか(うろ憶え)
別のニュースでは、『ボンバル機は大阪空港と四国、九州各地を結ぶ便のほか、北海道、鹿児島、沖縄の離島便などでも就航しているが、全日空はボンバル機の便数を減らしてエアバス社の旅客機などにかえる措置を既に取っている。』
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20070313-00000041-san-soci
ということですが、『エアバス』もなかなか微妙な機体なんですよねぇ…。世の中には『エアバスだったら絶対に乗らない』という航空関係者もいますからね(苦笑)
とにかく、なんにしてもできるだけ事故のないよう、航空業界の人にはがんばって欲しいなぁ…ということで。
Comments
神ちゃんのは「札幌に行くはずが天候調査中でなかなか飛ばず、一応引き返すかもしれないけど飛ばしますと言うので、乗り場に行ったらそこにボンバルディアが待っていて、庄内上空位までは行ったけども、やっぱりダメでセントレアに連れて行かれた」だったと思った。
エアバスって事はA320辺りかなぁ…ボーイング737の方が小さいのにと思ったら、737の方が離陸に必要な距離が長いでやんの。