考察・レジ袋有料化
Sat 14 Apr 2007 23:43
ネットリサーチのDIMSDRIVE、「レジ袋」に関する調査結果を発表
2007/04/13 14:00 From News2u.net
●スーパーのレジ袋の有料化、「賛成」43.9% 「反対」22.6%
●利用スーパーのレジ袋が有料になったら…? 反対派の約3割は「無料の店に行く」
インターワイヤード株式会社(本社:東京都品川区)は、同社運営のネットリサーチサービス「DIMSDRIVE」にて『レジ袋』に関する調査を2007年3月7日(水)〜3月15日(木)にかけて実施しました。
マイバッグの持参状況やスーパーマーケットのレジ袋有料化についての賛否などについて、DIMSDRIVEモニター7,504名から得た回答から、調査結果をまとめました。
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<環境よりも特典重視? マイバッグ持参は「ポイント・割引などがあるから」>
月1回以上スーパーで買い物をする人(N=7196)に“最もよく行くスーパーへのマイバッグ持参割合”を尋ねたところ、「常に持参している」16.9%、「だいたい持参している」23.7%で、『持参している』人は40.6%でした。
“マイバッグを持参している理由”については、「マイバッグのポイント・割引などの特典があるから」が64.0%と最も多く、「レジ袋のゴミを増やしたくないから」52.6%、「レジ袋は環境に良くないから」35.9%といった、環境に関する項目よりも多く回答されています。(後略)
元記事:ZDnet Japan
http://japan.zdnet.com/release/
story/0,3800075480,00017395p,00.htm
政府がスーパーのレジ袋の有料化を決めたのは記憶に新しいのですが、ニュース(報道)のタイミングがよくなかったというか、そういう法案が政府内で出た時にはあんまし大きく報道しなくて、法案がもう通るぞ…というタイミングから大々的に報道を始めた感がとても強いような気がするんですけど、そのあたりにツッコミする人はいったいどのくらいいるのかしらとか、つらつら考えています。
報道の仕方に情報操作の匂いを感じないわけにはいかないんですが、いまはその点よりも、別の観点からこの件についてちょいと語ってみようかと思います。
有料レジ袋といえば、自分的には『Topos(トポス)』というダイエー系のディスカウントストアを思い出します。
トポスは1980年3月1日に開店した岡山県岡山市の柳川店(旧ダイエー柳川店)を1号店として、最盛期の1994年頃には40店舗近くを数えるディスカウントストアのチェーン店でした。黄色と黒がイメージ(シンボル)カラーでして、とにかく安かったのを憶えてますよ。
…当時はワタシの店の競合店(苦笑)だったんですけど、それと同時に備品を買うにはこれほどちょうどいい店も他になかった…という、微妙なバランスがありました(笑)
現在は、全国に3店舗これも今年(2007年)中に順次ダイエーになっていくそうです。
このトポス、一番の特徴はレジ袋が1枚10円だったことで、他に今でいうエコ袋も売っていました。
なので、トポスに行くときは、買い物袋持参でしたし、ちょこっとのつもりでうっかり大量になったらレジ袋を購入してましたね。…で、その後トポスに行くときにそのレジ袋を持って行く…と(笑)
食料品も売っている店だったんで、夕方頃はそれはもう「買い物の奥さんたち」で店はごった返してまして、ほとんどの奥さんが買い物袋を持参していたのが記憶に残っています。袋の容量が足りない人がレジ袋を買っいる光景を見たことあります。
そこで面白いなと思ったのが、女性客はほとんどが買い物服を持ってくるのに対して、男性客はほとんどの人がレジ袋を買っている事実。この対比は本当に面白いと思いましたね。
この話で何が言いたいかというと、それが当たり前になったら、持参する人の方が多くなるだろう…ということです。
ほんの30年ほど前を考えてみると、今のようにレジ袋が一般的でない時代には、買い物袋は当たり前のようにみんな持参していたんですよ。それがサービスとしてどんどん定着するに従って、なくてはいけないもののように常態化して、「ない」ということが信じられなくなってくる。
「ない」なら「ない」で、だれもが何とかできるのにねぇ。
確かに、財布一つ持っただけで買い物に行ける手軽さ・気安さは、何物にも代え難いもののように思えますけど、でも買い物袋といっても1kgも2kgもしないし、きちんとたたんでいればそんなにかさばるものでもない。
今でも売ってると思うんですけど、レジ袋が今日まで常態化する以前は、傘に使うような生地で作った『買い物袋』がどこにでも安価に売ってましたし、バリエーションもたくさんあったんですよね。
無敵母なんかこれを複数持っていて(人から貰ったものとかもあった)、汚れたら洗って再度使っていたし、その日の気分で柄を換えたりして、なかなかオシャレに使っていたように記憶してます。
一方、レジ袋サービスが常態化していくにつれ、買い物袋の持参は敬遠されてもいきました。理由は万引きなどの温床になるから…ということのようです。
これも一理あるんですが、レジ袋があろうがなかろうが、買い物袋を持参しようがすまいが、万引きするヤツは万引きするんで、この理屈はそろそろ止めた方がいいかもしれないです。…万引きに悩んでいる店舗からしたら、そうも言っていられないのも事実ですけど。
さて、レジ袋を持って帰って、その後はどうなってるかというと、お恥ずかしながら我が家では、溜まりに溜まって何が何だか解らなくなり、終いにはワタシがプチ切れしてどっさり捨てる…というのを数ヶ月のサイクルで繰り返しています。
最近では、くずカゴに被せられる大きさ以下は、見つけるたびに捨ててますけど、こっちが捨てるより溜まる速度の方がはるかに早い上に、このレジ袋類、あんがいかさばる(きっちりたたんでも)ので、市指定のゴミ袋が有料の昨今、廃棄するレジ袋の嵩はナカナカ笑えないものがあります。
世の中はゴミ削減を謳っているのに、家庭には毎日のようにレジ袋がゴミとして溜まってしまうのもナンセンスだと思うのはワタシだけでしょうか?
姉の住んでいる自治体のように、有料ゴミ袋が存在せず、ゴミ出しは半透明以上の袋ならなんでも良い…というようなところならいいんですけどね(そのためにコンビニ袋でさえ半透明らしいよ、すごいね)
今の我が家であれば、レジ袋がいきなりなくなってもたぶん困らないなぁ…というのがホントのところです。くずカゴに被せる袋も買ったっていい(そんなに高いものではない。…1枚5円しないだろ、買いようによっては)わけだし、くずカゴ自体も汚れたら拭いたり洗えばいいやんかー…と思うわけです。
そんなこんなで、レジ袋が有料化になってゴミや資源の無駄使いを削減するのはいいことだと思っていますですよ。
一つ問題があるとすれば、レジ袋をメインに作っている会社は大きな打撃を受けることは必死だな…というところですね。
この大きなシェアを奪うわけだから、政府はそれなりの対応と保証は一定期間するべきでしょう。…そのあたりはどうなっているんだろう…というのはきちんと知りたいかな。
何にしてもそうなんですけど、法案可決から実施までの期間が短いことと、周知・告知活動がいつもおざなりなのが、ニッポンという国の大きな欠点ですね。
便利のいいことは、それが浸透した倍以上の時間をかけないと元には戻らないんですけど、そこまでのんびりと結果を待ってはいられない政治家先生達の性急さが、最近はやたら浮き彫りになっているなぁ…と思う次第でありますよ。
